企業内部不正:社長と秘書が共謀したとき
- bigVUN
- 10月23日
- 読了時間: 2分
職場の人間関係:感情と仕事の境界線
サンヨー・ベトナム有限会社で起きた事件は、一見すると小さな問題のように見えました。
しかし、蓋を開けてみると、その被害額は760万米ドルを超えていました。
日本人の社長と親しい秘書は、業務を共に進めるうちに、同僚を超えた個人的な関係を築いていました。
その「親密さ」こそが、すべての内部統制を形骸化させる原因となりました。
これはまさに、信頼関係が仕組みを超えてしまったとき、企業内部不正が生まれる典型的な例です。

社内の誰もが知っていたが、誰も口にできなかった
不自然な支出、不足している証憑、説明のつかない取引…
初期段階から異変の兆候はありました。
一部の社員や秘書の知人たちは「外国企業だから、お金はたくさんある」と軽く考えていました。
一方で、不正に気づいた社員もいましたが、誰も声を上げられなかった。
報復への恐れ、職を失う不安、そして「信じてもらえない」という無力感があったからです。
権限が一人に集中し、その人物が金銭を扱う相手と“特別な関係”にあるとき、
どんなに厳密なプロセスも、ただの紙の上のルールになってしまいます。
事件が明るみに出たときには、すでに遅く、資金は回収不能。
社長は無期懲役、秘書は12年の実刑判決を受けました。
この事件は、企業内部不正の恐ろしさを象徴する痛ましい教訓となりました。
誰も言えないとき、数字だけが真実を語る
私はこれまで、多くの企業で同じようなケースを見てきました。
誰もが「何かおかしい」と感じながらも、誰も声を出せないまま、手遅れになるのです。
サンヨーの事件は、企業にとって最大のリスクは外部ではなく内部にあることを示しています。
そして、それこそが bigVUN が生まれた理由です。
私たちは、企業が独立した監視体制を構築し、早期に異常を発見できるよう支援しています。
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